2017年 02月 16日
Pi3にLakka (その1)
Lakkaとは、OpenELECをベースにRetroArchエミュレータ専用OSです。
私のようなunix、linuxの知識が全く無くても導入して遊べます。
Pi3にLakkaを導入して、エミュ機として遊びます。
手順はホームサイトの"Get"インストール手順で簡単に導入できます。
http://www.lakka.tv/
また、"doc"ドキュメントを読めば更に詳しく設定できます。
http://www.lakka.tv/doc/
ちょっと前置な話(1)
RetroArchはマルチエミュでマルチプラットホームなエミュレータ―です。
ゲーム毎にエミュコアがあり色んな種類のゲームに対応しています。
プラットホームも、linux/windowsなどのアプリケーションや、PS3/BOX360用にも使われています。
RetropieもRetroArchですし、使用したことのある人は多いと思います。
ただし、カスタマイズされたものやベース部分で使われているのを使ったことあるだけで、windows版のRetroArchを使ったことある人は少ないかもしれません。
私はwindows版RetroArchをさわったことありますが、"ゲームを起動して遊べた"を体験しただけで、詳しく使い込んだことはありません。
理由は、どう使いこんでよいかわからなかったからです。
RetroArchを始めて起動するとメニューは、クロスメディアバー(XMB)で使いやすいと思います。
glui/materialuiに変更しても洗練されたメニューで使いやすいと思います。
RetroArchはカスタマイズ性が高いので、自分向けに使いこなせば非常によいエミュレーターなのだと思います。
ただやはり、使いこなせない。使いこなす前に断念してしまうんですよね。
「ゲームをフォルダにコピーして、RetroArch起動して、表示されたゲームを選択すればゲーム起動」なんて手順じゃゲーム起動しませんからね。前準備が必要です。
今回ブログで書くことも、OS LakkaというよりもRetroArchのとりあえずゲーム起動できるまでの記事かな。
ちょっと前置な話(2)
わたし的なラズパイ区分
・ラズパイで簡単にレトロゲームを遊ぶ
→recalbox https://www.recalbox.com/
・ラズパイを組み込んだゲーム機でレトロゲームを遊ぶ
→RetroPie https://retropie.org.uk/
・ラズパイでパソコンモニターでレトロゲームを遊ぶ
→Lakka http://www.lakka.tv/
===Lakkaをラズパイに導入して初期設定する===
MicroSDの準備
Lakkaのサイトへ http://www.lakka.tv/
"Get lakka"クリック、"Get lakka"クリック
よくもまぁ色々あるもんですね
このページに掲載されてない対応機種もありますよ
MicroSDは1GB以上必須、4GBあればよいかな
ファイル選択、デバイス選択、"Write"クリックで書込み開始
ラズパイの準備
・ラズパイ3
・MicroSD
・HDMIモニター&HDMIケーブル
・電源&MicroUSBケーブル
・USBキーボード(初期設定に必須)
・USBゲームパッド
・パソコン
・LANケーブル(または無線LAN環境)
・MicroSD挿入
・USB機器接続
・LAN接続
・モニター接続、モニター電源オン
・MicroUSB接続&電源供給
MicroSDの未設定領域を使用できるようにも自動で行ってくれる
次回からは、6~10秒くらいで起動するようになります
移動及び項目選択は、上下左右キー
決定は、Enter
戻るは、BackSpace
メニューを日本語化する
"Main Menu"から1つ右の"Settings"へ移動、下へ移動"User"決定
※ここで決定Enterを押さないこと!
USBゲームパッドを使えるようにする
"設定"の"入力"決定
これはゲームプレイ中に、USBゲームパッドでクイックメニューを呼び出すHOTKEY設定
クイックメニューで、ゲーム終了やゲーム再起動やセーブなど行える
初期は"L3+R3"設定だが、ゲームパッドによってはL3やR3がボタンが無いものもある
左右キーで自分のゲームパッドに合った設定にする
私は、"Start + Select"にする
表示されていなければ、認識していない
ちゃんと登録されると、登録キー番号が表示される
ゲームプレイでもUSBゲームパッドで操作できます
===ゲームを遊ぶ(1)CRC一致===
パソコンとLAN接続できているか確認
"メインメニュー"の"情報"決定
もし表示が無ければ、有線LANの見直す
無線LANのひとは"Wi-Fi"項目の確認&設定
今度は、パソコンから操作する
パソコンのネットワークに、"Lakka"が表示されているはず
retroarchの設定変更で、間違った設定をしてしまい戻せなくなった時用に保存です
文字化けして項目が分からなくなったり、HDMIモニター真っ黒で操作不可になった時にも、retroarch.cfgを書き戻せば復活出来る時もある
自分用にカスタマイズした時はその都度保存するのもよいと思う
Lakka\ROMsフォルダに、ゲーム毎のフォルダ作ってそこにゲームファイルをコピー
例)ファミコン用にFCフォルダ作成、その中にファミコンのゲームファイルをコピー
次はラズパイで操作
メニュー一番右の"コンテンツをインポート"の"フォルダをスキャン"決定
今回はROMsフォルダ全体をスキャンする
"<このフォルダをスキャン>"決定
最下端にスキャン状況が表示される
ちなみに対応ゲーム&動作状況一覧がこっち
http://www.lakka.tv/doc/Hardware-support/
ゲームファイルの拡張子及びbiosの名前&MD5&場所指定がこっち
http://www.lakka.tv/doc/BIOSes/
データベースのCRCファイルチェックで一致したものだけ表示される
データベースの名前でゲーム名表示
今回のスキャンは全てCRC一致でした
私の場合は、USBゲームパッド"Start + Select"押す
USBキーボードの場合は、"F1"を押す
クイックメニューからやりたい項目を選択、決定
・"再開"ゲーム再開
・"コンテンツを再起動"ゲームをリセット
・"閉じる"ゲームを止める
以上が標準的なゲーム起動までの流れ
メインメニューの下方に
"終了"これはRetroArchの再起動&設定保存、RetroArch再起動を必要とする「変更」で実行
"シャットダウン"Lakka終了(ラズパイ終了)
"再起動"これはLakkaの再起動、Lakka再起動を必要とする「変更」で実行