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Pi3にLakka (その1)

Lakkaとは、OpenELECをベースにRetroArchエミュレータ専用OSです。
私のようなunix、linuxの知識が全く無くても導入して遊べます。


Pi3にLakkaを導入して、エミュ機として遊びます。
手順はホームサイトの"Get"インストール手順で簡単に導入できます。
http://www.lakka.tv/
また、"doc"ドキュメントを読めば更に詳しく設定できます。
http://www.lakka.tv/doc/

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ちょっと前置な話(1)

RetroArchはマルチエミュでマルチプラットホームなエミュレータ―です。
ゲーム毎にエミュコアがあり色んな種類のゲームに対応しています。
プラットホームも、linux/windowsなどのアプリケーションや、PS3/BOX360用にも使われています。
RetropieもRetroArchですし、使用したことのある人は多いと思います。
ただし、カスタマイズされたものやベース部分で使われているのを使ったことあるだけで、windows版のRetroArchを使ったことある人は少ないかもしれません。
私はwindows版RetroArchをさわったことありますが、"ゲームを起動して遊べた"を体験しただけで、詳しく使い込んだことはありません。
理由は、どう使いこんでよいかわからなかったからです。
RetroArchを始めて起動するとメニューは、クロスメディアバー(XMB)で使いやすいと思います。

glui/materialuiに変更しても洗練されたメニューで使いやすいと思います。
RetroArchはカスタマイズ性が高いので、自分向けに使いこなせば非常によいエミュレーターなのだと思います。
ただやはり、使いこなせない。使いこなす前に断念してしまうんですよね。
「ゲームをフォルダにコピーして、RetroArch起動して、表示されたゲームを選択すればゲーム起動」なんて手順じゃゲーム起動しませんからね。前準備が必要です。
今回ブログで書くことも、OS LakkaというよりもRetroArchのとりあえずゲーム起動できるまでの記事かな。


ちょっと前置な話(2)

わたし的なラズパイ区分
・ラズパイで簡単にレトロゲームを遊ぶ
 →recalbox  https://www.recalbox.com/

・ラズパイを組み込んだゲーム機でレトロゲームを遊ぶ
 →RetroPie https://retropie.org.uk/

・ラズパイでパソコンモニターでレトロゲームを遊ぶ
 →Lakka http://www.lakka.tv/


===Lakkaをラズパイに導入して初期設定する===


MicroSDの準備
Lakkaのサイトへ http://www.lakka.tv/
"Get lakka"クリック、"Get lakka"クリック

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今使ってるパソコン選択、"Windows"クリック
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導入する機種選択、"Raspberry pi 3"クリック
よくもまぁ色々あるもんですね
このページに掲載されてない対応機種もありますよ
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ダウンロードする、"Download Lakka"クリック
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ダウンロードしたファイルを解凍する、.img生成
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不要かもしれないが、MicroSDをフォーマッタする
MicroSDは1GB以上必須、4GBあればよいかな
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Win32 Disk Imagerを使用して、imgファイルを書込む
ファイル選択、デバイス選択、"Write"クリックで書込み開始
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img書込み後のmicroSDはこんな感じ
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ラズパイの準備
・ラズパイ3
・MicroSD
・HDMIモニター&HDMIケーブル
・電源&MicroUSBケーブル
・USBキーボード(初期設定に必須)
・USBゲームパッド


・パソコン
・LANケーブル(または無線LAN環境)

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ラズパイに機器接続
・MicroSD挿入
・USB機器接続
・LAN接続
・モニター接続、モニター電源オン
・MicroUSB接続&電源供給
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初期の構築が始まるので30秒~1分ほど待つ
MicroSDの未設定領域を使用できるようにも自動で行ってくれる
次回からは、6~10秒くらいで起動するようになります
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起動後のRetroArchです、メニューはXMB(クロスメディアバー)で英語です
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USBキーボードで操作します。
移動及び項目選択は、上下左右キー
決定は、Enter
戻るは、BackSpace


メニューを日本語化する
"Main Menu"から1つ右の"Settings"へ移動、下へ移動"User"決定

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下へ移動"Language"で、1つ右キー"日本語"
※ここで決定Enterを押さないこと!
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BackSpaceから戻る、これで日本語にできた
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USBゲームパッドを使えるようにする
"設定"の"入力"決定

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"ゲームパッドのメニュー切り替えコンボ"を変更する
これはゲームプレイ中に、USBゲームパッドでクイックメニューを呼び出すHOTKEY設定
クイックメニューで、ゲーム終了やゲーム再起動やセーブなど行える
初期は"L3+R3"設定だが、ゲームパッドによってはL3やR3がボタンが無いものもある
左右キーで自分のゲームパッドに合った設定にする
私は、"Start + Select"にする
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"Input User 1 Binds"決定
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"User 1 Device index"に接続した、USBゲームパッドが表示していることを確認
表示されていなければ、認識していない
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"User 1 B button(down)"決定、対応するUSBゲームパッドの”Bボタン"を押す
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必要なボタン分繰り返して、USBゲームパッドの設定を完了させる
ちゃんと登録されると、登録キー番号が表示される
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これで、USBゲームパッドでメニュー操作できるようになっています
ゲームプレイでもUSBゲームパッドで操作できます


===ゲームを遊ぶ(1)CRC一致===

パソコンとLAN接続できているか確認
"メインメニュー"の"情報"決定

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"ネットワーク情報"決定
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"インタフェース(eth0)"にIPアドレスが表示されているのを確認
もし表示が無ければ、有線LANの見直す
無線LANのひとは"Wi-Fi"項目の確認&設定
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今度は、パソコンから操作する
パソコンのネットワークに、"Lakka"が表示されているはず

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Lakka\Configfiles\retroarchフォルダにあるretroarch.cfgファイルをパソコンに保存する
retroarchの設定変更で、間違った設定をしてしまい戻せなくなった時用に保存です
文字化けして項目が分からなくなったり、HDMIモニター真っ黒で操作不可になった時にも、retroarch.cfgを書き戻せば復活出来る時もある
自分用にカスタマイズした時はその都度保存するのもよいと思う
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ちなみにretroarch.cfgファイルはこんな感じ
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ゲームファイルを書込む
Lakka\ROMsフォルダに、ゲーム毎のフォルダ作ってそこにゲームファイルをコピー
例)ファミコン用にFCフォルダ作成、その中にファミコンのゲームファイルをコピー
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次はラズパイで操作
メニュー一番右の"コンテンツをインポート"の"フォルダをスキャン"決定
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左上に現在の選択中のフォルダが表示されている
今回はROMsフォルダ全体をスキャンする
"<このフォルダをスキャン>"決定
最下端にスキャン状況が表示される

ちなみに対応ゲーム&動作状況一覧がこっち
http://www.lakka.tv/doc/Hardware-support/
ゲームファイルの拡張子及びbiosの名前&MD5&場所指定がこっち
http://www.lakka.tv/doc/BIOSes/

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スキャン完了後、メニュー右に移動すると、ゲーム機種ごとにゲームが表示されている
データベースのCRCファイルチェックで一致したものだけ表示される
データベースの名前でゲーム名表示
今回のスキャンは全てCRC一致でした
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上下でゲームを選んで、決定
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"実行"決定でゲームが遊べる
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クイックメニューを呼び出す
私の場合は、USBゲームパッド"Start + Select"押す
USBキーボードの場合は、"F1"を押す
クイックメニューからやりたい項目を選択、決定
・"再開"ゲーム再開
・"コンテンツを再起動"ゲームをリセット
・"閉じる"ゲームを止める
以上が標準的なゲーム起動までの流れ
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あと、Lakkaの終わり方
メインメニューの下方に
"終了"これはRetroArchの再起動&設定保存、RetroArch再起動を必要とする「変更」で実行
"シャットダウン"Lakka終了(ラズパイ終了)
"再起動"これはLakkaの再起動、Lakka再起動を必要とする「変更」で実行
Pi3にLakka (その1)_c0323442_14314360.jpg



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by ayasuke_aya2 | 2017-02-16 15:57 | Raspberry pi | Comments(0)