2015年 11月 04日
SEGA CF BOX DIY その1
セガのアーケードで利用できるCF BOXを今更自作してみる
SEGA CF BOXを入手するには
・純正品を購入する
・個人で基板から製作したCFアダプタを購入する
・自作する
純正品は見かけない、基板屋さんヤフオク等見かけない
検索しても日本のサイトで引っかからない
海外サイトなら売ってます、でもクソ高いです
外人さんが個人で基板起こしてCFアダプタ作ってます
けっこう多くの方だ作ってました
今も少ないですが販売してる方います
だいたい1万円強ぐらいの値段かな
私も購入したことあります
今回自作してみました
自作と言っても難しいことはありません
CF-IDE変換アダプタとSCSIケーブルを繋ぐだけ
35本のピンとピンを結ぶだけです
CF BOXのwikiで結線ピンアサインを確認します
http://wiki.pcbotaku.com/wiki/Sega_CF_box
・SCSI50ピンの番号位置とCF-IDE40ピン番号位置を確認
SCCI_2 PinとIDE Pin 例えば5-2(GND)、6-37(-CS0)を結ぶ
自作した外人さんのページ
http://wiki.pcbotaku.com/wiki/Naomi_DIY_CF_box
②SCSI 50pin-IDE(ヘッダーピン)50pin変換基板
③ピンヘッダ用接続ケーブ
④CF-IDE 40pin変換アダプタ
利点:はんだ作業無し
欠点:②が見つからない、見つかっても2-3千円はしそう
②が入手できない状況で、手間はかかるが安く作る方法をとる
・セガのCF BOXをはんだ付けしてつくる
・セガのCF BOXをはんだ付け無しでつくる
この2つを実践
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セガのCF BOXをはんだ付けしてつくる
材料用意
NAOMIのDIMMボード等はSCSI 50pinメスなので、SCSI 50pinオス-オスケーブル
ヤフオクで金属カバーのものを入手
CF-IDE変換アダプタIDE3.5' 40pinメスをアマゾン国内発送の一番安いの入手
IDE3.5'とIDE2.5'のものがあるが、作業のし易さから3.5'を使う
今回はたまたまCF2枚用が一番安かったのでそれを入手
Master/Slave設定はMasterにする
電源+5V/+3.3V切替があれば+5Vにする
製作開始
SCSIケーブル50pinオス-オスを半分切断する
切断部の配線剥き、テスターで50本のピン番号調べる、これがけっこう大変
調べ終わったら使用しない線は邪魔なので切断
CF-IDE変換アダプタのコネクタを外す
はんだを除去しながら作業して失敗した、3,9番のパターン剥離した
コネクタ根元をニッパーで切断して作業すればよかったのに
結線ピンアサインを見ながら、SCSI配線をCF-IDEアダプタにはんだする
苦労して、3,9番の配線
配線が完了したら、動作確認する
電源はNAOMI本体CN12から+5Vを得る
CN12の1番が+5V、4番がGND
動作確認できたらはんだ箇所をホットボンドで固定
2個百円のトレカケースを用意
CF挿し口、電源、SCSIケーブル部位を加工
最後にラベル貼って完成
出費
・SCSIケーブル 580円の半分290円
・CF-IDE変換アダプタ 803円
・トレカケース 108円の半分54円
合計1,147円
工具やラベルシール等は新規購入無し、家にあるものでまかなえた
ヤフオクならもう少し安くCF-IDE変換アダプタを600円くらいで買えた
はんだ付け作業をして約1,000円でSEGA CF BOX作成可能