2016年 07月 22日
卓上ミニ筺体作成
この間は、レトロフリークをコアにおもちゃ筺体作成した。
今度は、ラズパイをコアに卓上ミニ筺体作成。
・狭い部屋で邪魔にならないサイズ
・ジョイスティックはアーケードで使われているもの使用
・ボタンはアーケードで使われている小サイズもの使用
・筺体のデザインは少し特徴的な、他者作成と被らないものを念頭に頭の中で構想開始。
筺体のデザインは、SNK NEOGEO「SC 14型-2」「SC 19型-4」をオマージュ(パクリ)しました。
昔、駄菓子屋やショッピングセンターに設置してあった懐かしい筺体です。
海外でもNEOGEO筺体は人気で、アーケード筺体を自作したり、卓上ミニ筺体を自作したりされてますが、そのいずれも赤地に白ラインの筺体ばかりです。
青色と白色を基調としたこの筺体を模倣したものは見た事ありません。
中身は
・ラズパイ(2+か3+)によるエミュレータ
・画面は8インチ4:3モニター
この2つをベースに作り始める
SC 14型-2のネット画像を見ながら、側面図を作成。
8インチモニターに併せて横幅を決める。
側面図切り出す。側面図外周からパーツを切り出す。
切り出した段ボールをテープで組立。
モニターやボタン配置図作成し、段ボールに貼り付ける。
これで頭の中のイメージが、立体化できた。
段ボール筺体を見ながら、
・MDF板厚を考慮して、切出しパーツ寸法決定
・どちらの板を上にかぶせるのか決める
・どの板辺を丸く加工(トリマー)するか決める
・開口部の位置・寸法
等々・・・
MDFを切り出す。
切り出したパーツをテープで組立てる。
うまく組合うようにパーツを切断したり削ったり調整加工する。
ボタン穴等を加工する。
木工ボンドで組立接着する。
隙間や段差や傷などを木工パテで補修する。
パテが乾いたらペーパーやすりがけ。
全体にとの粉を塗って目止めする。
ペンキで色塗りする。
筺体内部を準備する。
・ラズパイ
・8インチモニター + HDMI基板(9~12V)
(入手したものは音出力無し基板でした)
・USBジョイスティックにPICADE
PICADEはUSBジョイスティック(6ボタン)に音アンプ付
PICADEはキーボードとして認識、enterとescapeボタン有り
ラズパイから4ピンジャックで音接続
・家庭用AC100VからDC+5V変換回路
・モニター用に+5Vから12Vへ昇圧回路
繋いで動作確認する。
動作確認できたら筺体へ組み込む。
アクリルパネルやステッカーも配置。
以上で完成。
大きさ比較。
パナツインよりだいぶ小さい。
モニター直視角度から
背面は百均のステンレスざるをカットして網目仕様
底穴はジョイスティック・ボタン端子メンテ用、アクリル板でカバー
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相変わらず細かなところは汚いが、無事完成でした。
アクリル板は、縦横寸法とRコーナー指定で端材センターで注文。
全部の穴開けようとすると、安い端材センター使えないし、他の店ではすごい値段になる。
また、私はその都度組立てながら穴位置きめるので、細かな事前発注は苦手です。
アクリル板に1cm以上の穴をあけるのに今回も大変苦労しました。穴まわりは大変汚いです。
筺体内の空間は余裕有りだと踏んでいたのですが、組み込みが進むにつれ予定したところに配置できずに苦労しました。
まぁ、なにはともあれ、遠目にはとても可愛く出来たとので良かったです。
次回はもっと精進した作りを目指したいなー。
【写真追加】
http://vgleaks.com/review-neosd-mvs/
MVSのフラッシュカートリッジができたみたいですよ。
マイクロSDにMAMEのromを入れて(拡張子をneoにする)
電源入れるだけです。スペインの友達が開発者で初回ロット分を無償でもらえる予定です。
販売価格は大体390ユーロぐらいとのことです。
3日くらい前に「NEOSD」の単語見かけ始めたんですが、調べるに至っていませんでした。11月中旬発送開始?いいですねーコレ。
DARKSOFTさんのNEOGEOカートリッジも完成が近いようなので、こちらも楽しみです。
いいっすねー、動画に解説が入ってて非常に分かりやすいですね。プレイ姿は楽しいそうでよいね。
MDFは塗料吸いまくりですからねー、きっちり下地処理しないといけませんな。